当たり前のことかも知れませんが、日本の夏のよく晴れた17時ごろというのはとても明るい。
そんな夏の日の駅からの帰り道、広い道のど真ん中でなぜか男と男が抱き合っている。
2人の男は小太りで彼らの着ているTシャツからは汗が滲み出している。
このクソ暑い夏の日に！！！
僕はそんな2人の横を通り抜け、家に帰ってから大日本プロレス道場に鞄を忘れたことに気がつきました。
駅までの道を引き返す。
その引き返す道のりで2人の男には遭遇しなかったのですが、鴨居駅から大日本プロレス道場の間の道でニャーと首輪をつけた猫が僕の足元に寄ってきました。
猫はさきほどまでの世界とは全く別の世界の生き物のように可愛らしく、僕のスネに柔らかな身体を押し当てる。
僕は猫を撫でようと思い、猫はそれを待ち望んでいるような顔をしている気がした。
僕の手が触れようとした時に散歩中の犬が吠える。
猫はスルリと僕の足元から消えていった。
僕は犬も好きだが、その一瞬だけ犬が少し嫌いになりました。
それでも犬は僕の気持ちなんて知るよしもなく飼い主と楽しそうに散歩を楽しんでいる。
きっと、2人の男たちは僕よりも暑い夏を楽しみ。
首輪をつけた猫は飼い主に可愛がってもらうんだろうなと思いながら道場に鞄を取りに行く。
明日から大日本プロレスは上野大会で僕は連戦にイベントがはじまる。
だからこそ……今になってあの人懐っこい猫が恋しい。
ああああああぁぁぁぁぁぁ！
猫ちゃん猫ちゃん猫ちゃん猫ちゃんってぶっ壊れてもギリギリ人間としてみとめられるチャンスだったのに……
そんな僕は20時過ぎから22時前まで人懐っこい猫を求めて近所の今まで猫を見たスポットを歩き回る。
夜コーヒーの缶を片手に猫、猫と呟いてる不審者がいたら…それは僕かもしれません。
大日本プロレスのナボナ大使神谷英慶は下記メールアドレスにて大会チケットの予約、取り置きを受け付けております！
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是非！ご利用下さい(^^)
