僕は20歳の頃からプロレスをしている。
20歳というのが早いのか遅いのかは分かりませんが体感的には早くも遅くもないタイミングだと思う。
先月の1月28日で30歳になったのであと数ヶ月したらプロレスラーとしても10周年だ!
まがりなりにも10年もプロレスをしていると色々と分かってくることがある。(いまだに分からないことばかりですが)
デビューしての3年間くらいは新人という感じで、このくらいのキャリアの時はプロレスラーの基礎を作られる上でとても重要な時期だったのだと思う。
そんな3年いかないくらいの時の当時の僕にとって印象深いのが同期のタンク永井選手である。
僕がはじめて会った時からタンク永井選手はもうすでにタンク永井としての基礎が出来上がっている感じでした。
自衛隊からプロレスラーになるということで身体もガッチリとしていて、モヒカンにイヤーガードといった強烈な個性、人を惹きつけるような顔力と当時の僕に足りないものをたくさん持ち合わせた選手でした。
そんな才能に溢れるタンク永井選手ですが、彼はその才能の自覚がないのかと小1時間ほど問いただしたいくらい物腰柔らかです。
そんな彼だからこそ、とんでもなく人に好かれる才能も持ち合わせているのだと思う。
僕は彼の悪口というのを想像を絶するくらい大量の汗をかくことくらいしか聞いたことがありません。
先輩も後輩も関係なく全てのプロレス関係者に愛されてるのがタンク永井選手なんです。
思い返せばタンク永井選手と同期ということもあり僕は大日本プロレスのメンバーの中ではたくさん試合をしてきました。
団体のヤングジェネレーションという枠からはじまり、シングルリーグ戦で優勝をかけて戦ったりもしました。
タッグマッチで30分間も戦ったこともあります。僕にとってはそれら全てが誇れる大切な思い出です。
そんなタンク永井選手は2月13日の大会でプロレスラーを引退します。
僕は正直とても寂しいですがタンク永井選手ならタンク永井ならこの先何があっても大丈夫だと思うので心配は一切ありません。
タンク永井は今後もみんなに愛されて好かれるべき人だと思うので向かうとこ敵なしの無敵だと思う。
明日の引退試合を無事に終えられることを北海道から願っております(^o^)!
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