オジさん百物語を考えるようになってからというものの毎日のようにオジさんのことを考えるようになりました。
気ままにブログを書くのが好きなのですが毎日のようにオジさん百物語を書くのはどうなんだろうと思わなくもないのですが、百は考えてみたいので今日もオジさんのことを考えました。
「オジ八分」
昔々とある村では力をつけた若者達がなんとなく気に入らないからという理由でオジさんと呼ばれるようになった人達を追い出すためにオジ八分という決まりを作りました。
この決まりによってオジさん達は大好きなビールやイカや柿ピーを奪われ、最終的には住む場所さえも若者達に奪われてしまいました。
そんな極悪非道なオジ八分によりオジさん達は若者達に嫌気がさして村を離れることにしました。
山を越えて、海を渡ると
なぜか若い女性ばかりがいる村があった。
とりあえず住む場所もないオジさん達は海で釣って乾燥させ作ったスルメイカを売ってお金にしようとその村に入っていった。
するとなぜか村の女性達はオジさん達を大歓迎してくれました。
「殿方にお願いがございます」
「オジさんにまかせなさい!」
若い女性に歓迎され大きな屋敷に入れてもらったオジさん達はそのお願いの内容をろくに聞かずにひさしぶりのビールにすっかりいい気分だった。
酔いも回ってきてオジさん達は小便がしたくなり屋敷から外へ出ると目の前には「男の臭いがするぞ」と巨大な化け犬が暴れ狂っていた。
その瞬間若い女性が何をお願いするかを悟ったオジさんは恐怖のあまり小便を漏らしてしまった。
「男は食い殺してやるわーーーー」とオジさん達に向かってくる化け犬。
オジさん達の臭いとはまた違った異臭放つ独特の獣の臭いが酔いを一気に覚ます。
ついさきほど、まかせなさい!と言ったものの化け犬が相手だったら話は別だと逃げ出そうとしたが体がいうことを聞かない。
化け犬も所詮は犬の妖怪。
オジさん達を食い殺そうするも食欲を刺激するイカの香りに抗うことは出来なかった。
無我夢中にオジさん達が落としたスルメイカに食らいつく化け犬を見たオジさんは達はチャンスだと思い、逃げる時間稼ぎのため持っていた全てのイカをその場に置いて逃げ出した。
オジさん達が村を逃げ出した数分後に化け犬は腰を抜かし消化不良を起こして倒れ村に平和が訪れるのだが、オジさん達はそのことを知ることもなく安住の地とビールを求めて旅を続ける。
この村ではオジさん達が村を救った神の使いだと言い伝えられるようになり毎年オジさんイカ祭りが行われるようになりました。
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