家で暇な時はとりあえず炭酸発散バブルマンとかもっと食べてミヤーチとか昔懐かしのCMのフレーズを口ずさむことが多い大日本プロレスナボナ大使の神谷英慶です(^^)!
誰よりも自分を直視して、その現実を受け止められる人。
それが神谷英慶から見た先輩レスラーである大橋さんの印象です。
9月24日の新木場大会で行われた岡林選手との一騎打ちにより肋骨にヒビが入り、指を脱臼した大橋さん。
最後の出場予定だった9月27日ダイヤモンドホール大会は欠場となってしまった大橋さん。
失礼ながら、プロレスラーとしては体格も目を見張るような技術も運動神経も持っていない一般的に才能と呼ばれるものに優れていない大橋さんだからこそ、この欠場は己の限界に文字通り限界まで抗い戦った結果だと思います。
そして、そのことについて思うことは色々あるのかもしれないけれどグッと全てを飲み込んで、その現実を受け止められる男こそが大橋さんなのだと思います。
大橋さんがプロレスラーを休業するということを知ってから、去年か一昨年のことをよく思い出します。
あれは巡業中で健康ランドのお風呂に入っている時でした。
たまたま翌日の出発時間が遅めだったので時間に余裕があり、差し当たってすることもなく暇を持て余していたので、その時に近くにいた大橋さんの人生について色々と聞いてみたのです。
印象に残っているのは大橋さんがバンドマンだった時の話です。
メジャーデビューして、オリコンチャートにランクインしたけれど上には上がいると差がありすぎる実力を痛感してバンドを解散したという話がとても大橋さんらしいなと思いました。
自分にとことん抗い続けることは強さなのかもしれないと思うけれど、大橋さんの姿を見ていると強さというのは自分というものをしっかりと受け止めて自分で生きる道を切り開いていくことなのではないかと思います。
自分の限界を、実力を受け止めたから大日本プロレスに履歴書を出して選手にレフェリーにリングアナだって、裏方ならなんでもやって大橋さんはプロレス界を走り切ったのだと思います。
自分というものを見栄や虚勢もなく正真正銘の現実を受け止めるというのはたやすいことではなく、時には自分に嘘をついて逃げ出したくなるものだと思うのです。
それでも、大橋さんはその現実から逃げずに常に自分が生きる術を模索したのである。
それはとてもかっこいいことなんだと思います。
たぶん、そんな大橋さんだから今後も何があっても大丈夫なはずです。
そんな大橋さんだからみんなに愛されていたんだと思います。
ひとまず、お疲れ様でした大橋さん。
ありがとう大橋さん!!!!!!!
まだあまり実感はありませんが……いつか大橋さんの猫背で口いっぱいにご飯を頬張る姿が懐かしく感じる日がくるんだろうなと思うとこみ上げてくるものがあります。
10月17日の11時から行われる大日本プロレス道場イベント第1部は神谷英慶プロデュースの日!!!
神谷パラダイス道場大会を開催致しますので下記URLでチケットをチェックしてみてください^_^