こんばんは!
「終末のフール」
アナウンスが鳴ってから3秒くらい経過して、永田町を乗り過ごしてしまったことに気がつきました。
昨日読み終えた小説のことを考えていたからです。
振り返ると1月は8冊の本を読み終えて、2月もすでに1冊読み終えました。
年間100冊の本を読むことを2017年プライベートの目標にしているのでソコソコのペースだと思います。
以前から、僕はブログで読み終えた本を紹介したいなと何となく考えていまして。
そして、実際に1月に読み終えた本の中でも何冊か猛烈にブログで紹介したいと思った作品がありました。(時間と要望があれば紹介しようと思います)
ですが、今日はせっかくなので昨日読み終えた伊坂幸太郎「終末のフール」という作品を少し紹介します。
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
そう予言されてから五年が過ぎた仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住人たちを主人公にした連作短編集です。
主人公たちはそれこそ一般市民と呼ばれる普通の人たちで、迫り来る小惑星衝突の危機を根本的に解決することは出来ないのですが。
残り三年で地球が滅亡する。
そんな絶望の中でどうやって生きていくのかというのを主人公や登場人物が死と向き合うことによって考えて全力で各々の答えを実行するお話です。
劇的ではないかもしれませんが、人間くさくて何だか温かい作品です。
とくに短編の中で「太陽のシール」というお話があるのですが、中学生くらいの教科書に載せた方がいいのではないか?と思うくらい考えさせられて優しい気分になれました。
読んだ方がいい作品だと思います。
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