こんばんは!
昨日、読んでいた小説を読み終えました!
今回読んだ小説は前回のブログでも紹介したようにノルウェイの森上巻、下巻です。
この作品を読んだ僕はあらためてため息を吐きたい気分になりました。
「生は死の対極として存在しているのではなく、その一部として存在している。」
これは作品の一文なんですが、とても考えさせられました。
とくに、僕は高校生時代に母親が亡くなっているので小説に出てくる文の1つ1つがなんだか他人事のようには思えません。
ふとした時に自分も身近で亡くなった人のことを思い出してしまうからです。
だから、本当にモヤモヤするし感情移入ができた。
死んだ人間のことは0で一切記憶から消えて無くなってしまえばどれほど楽でどれほど悲しいのだろうか?
読まず嫌いだったこの作者の小説ともっと早く出来れば高校に入る前に出会っていればよかったなと思う気もしますが、少し人生経験を積んだ今だから深く感じさせられる部分もある気がする素晴らしい作品でした。
だから、時間を空けてもう一度読み返してみようと思います。
そうしたらまた違った部分が見える気がするのでまた読み返そう。
これで今年は3冊の本を読み終えました。
次に読む作品は僕の好きな重松清先生の作品です。
しばらくの間、生と死をテーマにした作品を読んでみようと思います。
理由はよくわかりませんが。
なんだかそれらについて僕は今理解しなくてはいけない気がするのです。
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